コクリコ坂と洋館巡り

日曜日 コクリコ坂からを観て来ました。


物語自体は1963年(昭和38年)の横浜を舞台にした青春物語。
今の高校生とは全く違う 当時の高校生の淡い初恋が新鮮でしたが
でも私はそれよりも 当時の暮らしぶりの方に興味津津でした。


時代は高度成長期。人々の暮らしも急速に豊かになっていきました。
1950年代の「三種の神器」といえば テレビ・冷蔵庫・洗濯機。
これらの家電製品の登場で それまでの生活が一変しました。
物ごころついた頃から 極当たり前にあったものだけれど
それまでの生活は 朝早く起きてお釜でご飯を炊いたり 
たらいで一枚づつ ごしごし洗濯をしていたことを思えば
今はスイッチぽんでご飯が炊きあがって ボタン一つで洗濯も全自動。
冷蔵庫には常に食糧が入っていて いつでも冷たい飲み物が飲めて。
どこにいても携帯で話が出来て インターネットで世界中と交信出来る時代。
今更ですが 随分と便利になったものです。


1960年代には「新・三種の神器」の3Cと呼ばれる 
カラーテレビ・クーラー・車(カー)が登場!
昭和39年の東京オリンピックをきっかけに大ヒット!したのだとか。
映像にも「東京オリンピックを大成功させよう!」と書いた立て看板が。


そして黒電話。電話のある家は極一部のお金持ちだけ。
当時はまだまだ少なかった様です。
先日散策した「三渓園」の原 三渓邸の電話の番号が1番となっていたので 
多分横浜の中でも 一番最初に電話が繋がったのでは?と思いました。
三渓園」も映像の中にちっちゃくだったけど描かれていたのを発見(*^^)v


ちなみに当時の物価はといえば 
お豆腐一丁が20円 牛乳1本16円 タクシー基本料金80円となっています。
今の様にスーパーやコンビニなんてないし 勿論レジ袋もなし。
新聞紙にくるんでって感じだから 買い物かごは必須アイテム。
今にしてみるとエコだよね〜。


そしてコピー機のない時代 まだガリ版刷りの時代。
私も良く小学校の頃 放課後先生のお手伝いでガリ版を刷ってたのを
思い出して懐かしかったです。


映画の中のテレビ画面には坂本 九の「上を向いてあるこう」が流れていて
ALWAYS 三丁目の夕日』のアニメ版って感じでもって
ほのぼの〜とした気持にさせられる映画でした。

手嶌葵さんの歌う主題歌「さよならの夏」も とってもいいです♪

http://www.youtube.com/watch?v=o_zGdZ3wTNg


映画を観終わった後 戴いた「ヨコハマガイド」をフル活用して 
山手の洋館巡りをしました。


関東大震災後に建てられた「ブラフ18番館」です。
サンルームのある家 憧れますw(*^_^*)


「外交官の家」・・・雰囲気があって素敵ですよね〜。


カトリック山手教会」


「ベーリックホール」 1930年築 建築家モーガンの設計による
スパニッシュスタイルの洋館です。


「山手資料館」 


明治に建てられた木造西洋館です。


外人墓地前のレストラン。
ここのお食事はあまり好きくないけど建物は可愛い


その他 エリスマン邸 山手234番館 外人墓地 イギリス館 
山手111番館 港の見える丘公園 山下公園を一巡して・・・


山手111番館では思いがけずチェロとピアノの演奏♪を聴く事も出来て 
ちょっと暑かったけど とてもいいウォーキング♪になりました(*^^)v



1923年の関東大震災での瓦礫を埋め立てて誕生したのが 
芝生の上でみんなが寝っ転がって寛いだりワンコ達がお散歩♪している
今の山下公園だとは 知らなかった〜。
歴史を知るとまた面白いものですね。ヨコハマ新発見!の一日でした。



良く歩いた後は 赤レンガ倉庫でモスコミュールを。
テラスから見える空も ほんのりピンク色に染まってキレイ〜(*^_^*)


今日もトップリと 日が暮れる迄遊んでしまいました。


夫は来月何やら2つも試験があるのだとか。。。
こんなに遊んでていいのでしょうか???(-。-)y-゜゜゜