言葉の花束〜♡

たった一言の言葉で 
人は勇気付けられたり 励まされたり 元気を貰ったり 
心の奥深く いつまでもずっと残る言葉。
そして逆に 何気なく発っせられた一言に
時として 深く傷付いてしまったり・・・。
" 言葉 "って 不思議な生き物。。。


最近 夫に薦められて読んだ本『心に響く小さな5つの物語』
の中の 作家の故・三浦綾子さんの言葉がとても印象的でした。


三浦さんの人生は難病の連続。
24歳で肺結核を発症。
更に 脊椎カリエスを併発。
ギブスベッドに固定され 動かせるのは首だけ。
寝返りもままならず 来る日も天井を眺めて暮らす毎日。
排泄も一人では出来ず 世話をするのはお母さん。
そんな生活が4年も続いたというから想像を絶する。


そして結婚。
小説『氷点』で 作家への道が開けるわけだけど
その後も 容赦なく病魔は彼女を執拗に襲い続ける。
紫斑病。喉頭がん。顔面帯状疱疹
それが治ったと思ったら 今度は大腸がん。
そしてパーキンソン病


誰の人生にも 絶望的な状況はある。
でも 心が受け入れない限り 絶望はない。


誰の人生にも 不幸な状況はある。
しかし 心が受け入れない限り 不幸はない。


三浦さんはこんな言葉を残している。


「九つまで満ち足りていて
 十のうち 一つだけしか不満がない時でさえ
 人はまず その不満を真っ先に口から出し
 文句を言い続けるものなのだ。
 自分を顧みて つくづくそう思う。
 なぜわたしたちは 不満を後回しにし
 感謝すべきことを 先に言わないのだろう」


先人の残した言葉に 思わず「深いい〜!」と
頷いて 限りない勇気を頂いたのでした。